《全体についてのワンポイント》
1/時間は短い。出会いからではなく、核心から始める。

テレビドラマや映画なら、自己紹介から進めていくのも良いかも知れない。 だけど、このゲームは3分30秒しかないのだ。 例えば誰かが訪ねてくるとしよう。 呼び鈴が鳴ってドアを開け「やあ、どうしたの?」というだけで1、2分は掛かる。 前置きはすべて飛ばして「好きなんだ!」という核心から始めよう。

2/演技の基本は知ったかぶりを通すこと。

メンバーの話もCARDのフレーズも、物語の中ではすべてが「知らなかった」のではなく「知っていた」ことなのである。 今はいつか。ここは何処か。君は誰か。なにが起きているのか。 それを知りたいのは観ている人だ。演じている人が聞いてしまってはドラマにならない。

3/投げかける設定は断定にする。投げかけられた設定はすべて肯定して広げる。

「山田だったっけ?」と投げかけてしまうと、二人の関係を一から創ることになってしまう。 初めて伝える設定でも、すべて断定してしまおう。 同じく投げかけられた人は「山田じゃないよ」と否定してしまうと関係が成り立たないので、すべてを肯定して進めることが大切だ。

4/物語はひとつ。それぞれのフレーズは関連のあるものにする。

「いつ」についての話が解決してから、別の「何処か」についての話を始めるのではなく、 すべてのフレーズを繋げてひとつの物語をシンプルに創った方が面白くなる。

5/プレイの基本はフレーズから連想する事柄や設定を言葉にしてみること。

フレーズだけに囚われすぎると想像が広がりにくい。 そういう時は、たとえば「恋愛」というフレーズから連想される事柄を思い浮かべてみるといい。 「別れる」「一目惚れ」「遠距離」「告白」「デート」「二股」もっと簡単に「キス」「手を繋ぐ」「ピンク色」「ドキドキ」などでもいい。 思い浮かんだ事柄を言葉にしていれば、いつかフレーズが浮き立って見えてくる。

6/ドラマには喜怒哀楽が必要。遠足の前の日の気分でスタートラインに並ぶ。

ドラマとは、心が震える出来事のことだ。 だけど同じドラマを見ても、おそらく朝と夜では感じ方が違うはず。 それが旅先なら、もしくは失恋した後だったらどうだろう。 自分の心を動かすために、心を起こしてスタートラインに立とう。

7/羽目を外す。架空の世界に入ったら、自分を捨てて役になりきること。

演技の恥はかき捨てでいい。 どんなことをやらかしても、それは役の中での出来事。 普段の生活では出来ないことや、とても言えないような台詞を吐いてみよう。 明日の自分が、一回り大きくなっているかも知れないぞ。

8/目的はフレーズを当てることではなく、フレーズを使って物語を創ることである。

木を見て森を見ずということわざがある。 フレーズが正解するだけでは愉しめない。 そのフレーズを利用して、人生を盛大に愉しもう。

9/「失敗」はあっても「間違い」はない。怖がらずに愉しもう。

夢の世界に模範解答などない。 人生と同じだ。正解を求める生き方は現実だけでいい。 どうせ絵空事なのだから、想い描いた夢の通りに危ない橋を渡ってみないか。

10/ホルダーが伝えない限りフレーズは誰も知らない。とにかく有言実行のみ。

誰もがひとつ、大事な鍵を握っている。 君の想いは、言葉にしない限り誰も知らない。 誰かが開けてくれるのを待っても扉は開かないぞ。 無理でも無茶でもいい。みんなを信じて、とにかく君に与えられた使命を果たそう。 きっと誰かが助けてくれる。